SIP trunkingとは?SIP電話回線のこと、仕組みについて解説 | クラコール

お悩み相談窓口
お問い合わせメニューボタン
クローズボタンサービス紹介導入事例・実例テレフォニーテックラボお問い合わせ
TELEPHONY TECH LABO
テレフォニーテックラボ
SIP trunkingとは?SIP電話回線のこと、仕組みについて解説
TELEPHONY TECH LABO
テレフォニーテックラボ

テレフォニーテックラボ

SIP trunkingとは?SIP電話回線のこと、仕組みについて解説
※本ページ内の表示価格は全て税抜価格です。別途消費税がかかります。
※ユニバーサルサービス料が電話番号ごとに発生します。

SIP trunkingとは

SIP trunkingとはSIP電話回線を提供するサービスです。
SIPトランキングにより、PBX(構内交換機電話システム)がインターネット経由で通話を送受信できるようになります。
特徴としては様々な通話課金体系が存在する事と、電話回線をまとまった規模で導入出来るサービスということもあり、IP-PBXやクラウドPBXをご利用になられているコールセンター、およびIP電話事業者様向けのサービスとも言えます。

SIP trunkingの機能

SIP trunkは基本的に回線を用意するだけのサービスなので機能と呼べるものは少ないのですが、コーデック対応、DTMF変換等が挙げられます。

コーデック

コーデックは、データネットワーク上で転送するため、アナログ信号をデジタルに変換します。
現在利用されているコーデックには、下記のようなものがあります。

GSM – 13 Kbps (フルレート)、フレーム サイズ20ms
iLBC – 15Kbps、フレーム サイズ20ms:13.3 Kbps、フレーム サイズ30ms
ITU G.711 – 64 Kbps、サンプルベース ― alaw/ulaw とも呼ばれます。
ITU G.722 – 48/56/64 Kbps
ITU G.723.1 – 5.3/6.3 Kbps、フレーム サイズ30ms
ITU G.726 – 16/24/32/40 Kbps
ITU G.728 – 16 Kbps
ITU G.729 – 8 Kbps、フレーム サイズ10ms
Speex – 2.15~44.2 Kbps
LPC10 – 2.5 Kbps
DoD CELP – 4.8 Kbps

通信先に合わせてPBX等でコーデックを変換する機能が必要です。
なお、clocall SIP trunkのように回線側で自動的に変換する機能を有している場合もあります。
この場合、PBXに変換処理の負荷がかからないという大きなメリットがあります。

DTMF変換

DTMFとは、プッシュ回線の電話で電話する時に、ボタンを押すごとに発する「ピッポッパッ」という音の信号のことです。
変換機能によりダイヤル操作に対して発されたプッシュ音を発生させます。
12種類の音が0~9及び*と#のボタンに割り当てられています。
DTMFは発信先の電話番号の指定をするほかにも、通話中にDTMFを出すことで音声ガイダンスに応答する等の動作が可能になります。

その他は通話料の課金形態の他、一定期間ごとに通話ログを送付する…などのオプションがあります。
基本的に機能に関しましては契約者様が用意したIP-PBXやゲートウェイと言った機器、ソフトウェアの機能に依存する事になるので、代表組みや発着信制限などについてもそれらの機能によって実現する事になります。

SIP trunkingを利用するために必要なもの

SIP trunkingは回線のみのサービスなので単独では利用することが出来ません。
利用するにあたっては電話機、PBX等の装置が必要になります。
SIP trunkingサービスで回線を用意し、クラウドPBXやクラウドCTIサービスに接続し利用する方法等もあります。
尚、VoIPアダプタを利用することでアナログ機器でも利用することは可能です。

SIP trunkingを利用するメリット

大きなメリットとして通話コストの削減があります。
SIP trunkingサービスには部門別課金や1秒課金、1分課金、3分課金といった形で複数の課金形態があります。
課金形態とは3分○○円、などの通話時間と料金の単位を示します。

3分8円のプランの場合、仮に通話時間が1分だったとしても請求される金額は8円です。
しかしこれが1分3.8円の課金形態の場合、通話料金は3.8円となり約53%も通話料金が削減される事になります。
短時間通話が膨大な場合等は大幅なコスト削減を実現できます。

また、SIP trunkingは回線に対してのチャネル数の増減が簡単に行える点もメリットと言えます。(チャネル数=同時通話可能数)
コールセンターや選挙窓口など突発的に回線増加が必要なシーンではSIP trunkingサービスは大いに活躍するでしょう。

まとめ

回線数や通話料がそこまで必要ではない場合は運用の労力とコストの面からは回線提供込みで利用可能なクラウドPBXやクラウドCTIサービスの方が適しているかもしれません。
SIP trunkingサービスは主にコールセンターや電話事業者様向けのサービスのため、大量の回線や通話を利用する場合はメリットのあるサービスです。
または、実機のIP-PBXを既に有している場合、利用内容によってはコスト削減が見込めるかもしれませんので是非一度ご検討下さい。

クラコールSiptrunk

まずは無料お試し
無料トライアル
お気軽にご相談ください
資料請求/お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ