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弊社は、約30年前から東南アジアの訪日旅客の受け入れを行っております。今まで培ったノウハウを活かし、宿泊、飲食、交通、観光地などを含む日本全国の観光コースを設計、手配いたしております。どんなお客様のニーズにも、全力で応えることがモットーです。
また、弊社の主な取引先は海外の旅行会社であるため、1ツアーあたりの参加人数は数十人以上。大人数のお客様に対し様々な観光地やホテルの手配をできるのは、今まで地道にやってきた信頼関係があってこそだと考えております。
ツアーガイドにはこだわりがあり、日本在住の外国籍ツアーガイドの手配を行うようにしております。なぜなら、日本に住むツアーガイドの方が日本の魅力を十分に伝えることができるからです。
たしかに、出発国からツアーガイドが引率し、一緒に観光地を回るタイプのツアーは安心感があります。しかし日本在住ツアーガイドであれば、最新の観光トレンドをおさえることができ、よりお客様に楽しんでいただけます。もちろん出発国のネイティブスピーカーであるので、言語的な問題はありません。
今まではガイドを依頼した際、ツアーガイドには毎回電話料金として1日500円を渡していました。というのも、ツアーでは頻繁に宿泊先やレストラン、そして観光地とのやりとりが発生するためです。
例えば、「予定通りに到着するから食事を用意してほしい」とか、「10分ほど遅れてチェックインするからそのつもりで準備をしておいて欲しい」など、必ずこういった連絡を電話ですることになります。そして電話料金がいくらかかったか、という明細をもらうことも難しいため、一律1日500円としていました。
しかし、1日500円とは言え、塵も積もれば山となる……意外と経費が掛かっていました。
友人から「クラコールPBX」を教えてもらったのがきっかけです。
ツアーガイドに1日500円の支払いをしているという話をしたところ、「それは高すぎる!」と言われ、考えるきっかけになりました。今までは、通話料が一体どのくらいかかるものなのかあまり意識していなかったのです。そもそも、電話についてよく知りませんでした。
しかし、「クラコールPBX」のスタッフさんは電話すらよくわからない私に、サービスの構造が分かるまでじっくりと説明してくれました。また、何より通話料が大幅に削減できたことが、導入の決め手になりました。
今後は、ツアーガイドのスマホにクラコールPBX対応アプリをインストールし、ガイドを依頼したときのみ発着信できるように設定して使っていくつもりです。
まずは、通話料の経費削減を検討している企業にはオススメだと思います。弊社の場合は特殊な例でしたが、従業員の私用スマホを仕事用として使ってもらっている場面は多くあると思います。通話明細が分からないから、一律で通話料を支払っているという方がいたら、一度見直してみてもいいのではないでしょうか。
また、大掛かりな設備工事もなく、契約から利用開始までが迅速だったので、すぐに電話番号を必要としている企業も良いかもしれません。オフィスの容量を圧迫せずに済むのは、弊社のように小規模な企業にとってはとても嬉しいですよね。
新型コロナウイルス感染症拡大により、現在、旅行業はかなり苦しい思いをしております。特に旅行業に限らず、弊社のようなインバウンド観光を主としている企業は、打撃も大きいでしょう。正直、弊社の場合も先行き不透明な状態であります。
しかしながら、インバウンド観光需要が落ち込んだ今だからこそ、お世話になったホテルや旅館などの旅行業界関係者の方々と多くの時間を過ごし、今後の旅行業界のことを考える良い機会になったと感じております。そして、改めてインバウンド観光が日本を活気づける起爆剤になると確信しております。
今私たちにできることは、日本の魅力を積極的に発信し続けること。そして、旅行を通じて日本を活気づけていきたいです。コロナ禍で今は旅行に行けなくても、多くの外国人が日本文化を魅力的に感じているという事実が、日本の観光業界を盛り上げます。
この事態が収束したあと、すぐにお客様を迎え入れることができるよう、弊社も準備を整えているところです。