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今回はそんな碩力株式会 日本支社の廣瀬様にお話しを伺いました。
碩力株式会社は、荷揚げをする際に使われるクレーンなどの大型重機の製造や販売を行っている企業です。主に上海の港湾施設などに納品しておりますが、日本でも大手の造船会社と取引を行っております。
現在日本では、港湾施設用の大型重機の製造はほぼ行っておらず、韓国や中国で製造されることがほとんどです。日本の支社は設立したばかりで、扱っている製品が特殊であることや、中国系の会社であるため知名度はありませんが、中国本社では1案件ごとの金額が莫大であるため年商20億ドルにもなる企業です。
しかしながら、当社の扱う港湾施設の事業は政治も関わってくるような複雑な業界です。今後日本でのシェアを拡大していきたいと考えているため、方々飛び回り営業活動を行っている最中です。
当社の強みとしては何よりも製造ができるという点です。もちろん日本において港湾設備の大型重機を扱う企業はありますが商社が多く、自社で製造している企業はほぼ無いと思います。当社は中国から自社製品を途中まで組み立てた状態で持ち込み、日本で完成させるという、いわゆる「半造半組」という方法で製造しております。組み立てるのには半年くらいかかる代物なので、滅多に売れるものではありません。
しかし製造部を持っているため、輸入をして販売するだけの企業よりも高いコストパフォーマンスで納品することができます。またメンテナンスも自社で行うことができますので、安心感も提供することができます。
2019年にできたばかりの日本支社なので、中国語と日本語が喋れる者が私しかいません。そのため事務所に電話がかかってきた際、不在になってしまい悩んでいました。また、現場にいる時も同様です。当然現場の事務所に固定電話はあるのですが、事務所の外にいたら電話に気づけず出ることができない。固定電話の不便さを感じていました。
ですから、当初は携帯電話で良いではないかとも思ったのですが、やはり日本において携帯電話番号のみの企業は怪しい。まるで事務所が無いように思われてしまいます。しかも取引先は大企業ばかりなので、なおさら信用というのは重要になってきます。
そこで、信用のある固定電話番号をスマートフォンで発着信できないか?と考えておりました。
まさに求めていたサービスだったという点です。
外出先や、現場でもスマホで信頼性の高い固定電話番号の発着信ができる。また、1名からでも利用できるという点でも当社にマッチしていました。他にも同じようなサービスはあったのですが、従業員数が増えた時のことを考えても「クラコールPBX」がもってこいと思い、採用させていただきました。
世の中のさまざまなニーズにマッチしているという点でしょうか。
コロナ禍の影響で生活様式が変化し、仕事の仕方も変わり、いつでもどこでも仕事ができるようになりました。するとわざわざ会社に行かなくても良い、かえってその方が効率的という企業も増えてきています。しかしながら、企業として電話を設置しなければいけないとなった場合、クラコールのサービスを導入することが最善策だと私は思います。
また、DX化が進んだIT企業ばかりではなく、私たちのような現場に出る業種や、一人親方の長距離トラックの運転手といった業種にもおすすめだと感じています。
いずれにせよ、オフィスの外で仕事をする従業員がいる会社であれば、オススメできるサービスです。