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私は36年間日本のIT業界で働き、開発プログラマーやSE、ソフトウェアの輸入商社の営業としてこの業界に携わってきました。その中で日本の素晴らしい技術や、海外で開発された新しい技術に触れ、これらを日本、世界各国に販売することで、日本企業が世界で活躍するためのお力添えになるのではないかと考え、濱友株式会社の設立に至りました。
まだ設立したばかりの新しい企業ですが、2022年8月にデロイト トーマツグループより国際会計ソフト「さくら会計」を事業譲渡頂きました。「さくら会計」は多言語、多通貨、複数会計基準に対応し、優れた品質と操作性を持つ中小中堅企業向けの会計ソフトで、今後の当社の主力商品になると考えております。
また、企業で使われるソフトウェアやIT関連製品だけでなく、皆様の生活に寄り添った生活産業用品も取扱っております。
例えば、米国製の概日機能付き空気清浄機「イージスDL」。空気中のウィルス、細菌、悪臭を除去できる空気清浄機能付き高機能デスクトップライトで、各種ECサイト様や大手家電量販店様でもお取り扱いいただいております。
世界中をリサーチしていると、既存商品、新商品というのは山ほどあることが分かります。ですから私は出会いを大事にしており、その次に濱友株式会社でまず使ってみて、お客様目線で「良いな」「便利だな」と思えるモノを取り扱っております。
例えば、「ヘルスヘルパー高機能マスクKF94」という商品の販売に至るまでに、まず当該マスクを毎日自分でつけてみる。一ヶ月ぐらい付けて良いと納得できたから、当社で取り扱いを決定しました。やはり代理店としてお客様に販売する以上、自身が納得できるものではないと、お客様にオススメすることはできないと思っております。
また、1次代理店の立ち位置を重視しているというのもポリシーとしてあります。なぜなら2次、3次代理店となってしまうと、メーカー側にお客様の意向を伝えにくく、両者のためにならないと考えているからです。
2022年3月、当社が「さくら会計」事業を譲り受けるという話が持ち上がり、開発企業であるデロイトトーマツ様との打合せが始まりました。その際、当社が「さくら会計」のメーカーとなった場合、サポート部隊、営業部隊そして、コールセンターの拡充やパートナー各社との密な連携、そのためのツールが必要になることが判明しました。
しかし、サポート部隊は沖縄から北海道までおり、営業部隊も常に社内にいるわけではありません。また、サポートすべきコミュニケーションツールは幅広く、電話やメール、FAXはもちろん、チャットでの対応も実現したいと考えていました。これらすべての体制を整えると高額なコストがかかるのでは、と考えていたところクラコール製品をご紹介いただき導入を決めました。
当社が導入しているクラコール製品は「クラコールPBX」「クラコールFAX」「クラコールCINNOX」の3つです。
まず、「クラコールPBX」は、低コストでありながら、音声通話品質が良かった点が決め手でした。当該サービスは、6ユーザー目以降の月額基本料が無料です。ですから、テレワークによって社員が分散して仕事をする環境に対応し、さらに人員を拡充する予定の当社にとっては、またとないツールでした。あまりにも安いので品質が心配だったのですが、実際に利用したところ、固定電話機同様に非常にクリアに聞こえ満足しています。
また、「クラコールCINNOX」の取扱いがある点も決め手の一つとなりました。テレワーク等の分散環境を想定したサポート部隊やコールセンターで、お客様から頂いた疑問・要望を社内で共有するために必要な機能が揃っていると感じました。
例えば、「お客様がお困りの問題点は何か?」「誰がどのように回答したのか?」「まだ回答していない質問は何か?」という横同士の共有。また管理者側としては、「誰にどの位の負荷がかかっているのか?」などの可視化。その両方が実現でき、安定した高品質な問い合わせ対応の実現に繋がると考えています。
「クラコールPBX」はやはり、音声通話品質が良く、6ユーザー目以降は月額基本料が無料というところでしょうか。また、回線工事も必要なく、すぐにその場で回線の増減が出来る事に驚きました。
更に、これはあまり意識していなかったのですが、今まで利用していた固定電話では市内、市外、県外と通話料金が大きく異なりました。(市内:3分8.5円、市外:3分40円(20kmまで)、県外(20㎞~60㎞):3分90円)「クラコールPBX」は相手が日本のどこにいても3分8円と安く、そこも大変気に入っています。
「クラコールFAX」も相当気に入っています。私は打合せやお客様訪問等で外出する事も多いのですが、出先で会社に来たFAXをすぐに確認する事ができ、Excel等で作成した文書を会社のFAX番号で送信できます。会社に戻らずにFAXが出来る機能は私にとって大変有益です。
それと「クラコールCINNOX」は、コンタクトセンターに必要な基本的な機能を有しながら、毎月最低1,980円/人で使用できるというコストパフォーマンスの高さが魅力だと思います。
これはクラコール製品全般に言える事ですが、サポートが手厚く、わからない点は非常に優しく教えてくれるので安心感があります。
2022年8月に会計監査法人デロイト トーマツグループ様より、国際会計ソフト「さくら会計」の事業譲渡を完了し、当社が「さくら会計」のメーカーとなりました。ご存じの通り、デロイトトーマツ様は世界でも1~2を競う会計監査法人で、当社としてもビックプロジェクトと認識しております。
「さくら会計」は、日本でも多くの企業様にご利用されています。複数の海外子会社や海外事業投資先の見える化には会計は外せません。そしてこの分野では国際会計ソフト「さくら会計」は他社を圧倒的にリードしており、実績も豊富にあります。
現在では日本を始め、台湾やフィリピンでも「さくら会計」のパートナーを育成中です。日本国内に留まらず、世界中にこの商品を広めていくことが今後の目標です。